初冬のカモをウオッチングする。

平野部に比べて積雪の多い中越地方では、11月15日の狩猟解禁日から(河川のカモが保護区や禁猟区の水辺に集中する)12月中旬(本格的な雪が降り堤防が雪に覆われる)までの約1ヶ月間が、初冬のカモ・ウオッチングを楽しむ時期です。

午前中の猛禽類調査の後、午後から河川に飛来しているカモたちを観察しに行きました。周囲には河畔林やアシ原が広がり、釣りを楽しむ人影もちらほら。

大きめのマガモ・カルガモの姿は少なく、オカヨシガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバンが目立ちました(実はアシの間にコガモが沢山隠れていました)。カモたちがゆったりと過ごす昼下がり、観察している方もまったり気分になりました。

オカヨシガモの番い 後ろのキンクロハジロはお休みモードです

観察できた鳥

オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ツグミ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 計29種