雪国の里山で出会う鳥たち

新潟平野に菜の花やチューリップが咲いている4月下旬。雪国の里山で、魚沼市駒見山で探鳥会がありました。

里山では、ブナやヤマザクラ、ウワミズザクラ、ミズナラなどの木々も開葉が進み、雪の消えた林床には、カタクリやキクザキイチリンソウなどが咲いています。

駒見の駐車場でサシバを観察

スタート地点の駐車場でサシバが飛び、スギの樹冠にとまりました。望遠鏡でオスを確認。すぐにメスのサシバが鳴き、ピックイーという声が早朝の森に響き渡ります。

観察を進むとキビタキを発見。2羽のオスが、盛んに追いかけ合って、縄張り争いをしている様子を観察できました。

森の中からは夏鳥のセンダイムシクイやクロツグミ、オオルリ、サンショウクイなどの囀りが聞こえてきます。小さな池や沢が点在する後半のコースでは、カワセミやカワガラスが姿を見せてくれました。

観察できた鳥

カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、アマツバメ、トビ、サシバ、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、カワガラス、クロツグミ、コマドリ、キビタキ、オオルリ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ  計38種