笹ヶ峰高原にて

乙見湖から焼山方面を望んで

 
 

 先日、妙高市の笹ヶ峰高原へ行ってきました。平地は木々の葉が多く出てきており、初夏の陽気ですが、笹ヶ峰高原は標高約1,300mの高地にあるため、まだまだ早春です。それでも今年は3・4月が暖かかったためか、雪解けが早く、すでにもうほとんど雪は残っていませんでした。
 前日も現地確認のため入りましたが、野鳥の姿はほとんど見かけず、声もほとんど聞こえませんでした。(と言っても現地入りは午後からだったので、あまり期待はしていませんでしたが・・・)
 そして、当日、朝4時30分に宿を出て、窓を開けて鳥の声を聴き、確認しながら向かうと・・・なんともう現地に入る手前の森からコルリの大合唱が始まりました。現地に到着し、その後朝10時くらいまで現地にて観察。平地と違い、まだ木々の葉も出ていないので、姿も見やすく、様々な野鳥を観察できました。特に印象的に残ったのは、ヤブサメ。目の前2~3mくらいの距離で頻繁に姿を見せてくれました。その他にも、クロジやアカハラ、センダイムシクイやコサメビタキなど、たくさんの野鳥を観察できることができました。
 
 笹ヶ峰高原での観察記録です。
 キジバト、ツツドリ、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、イワツバメ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、アカハラ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、キセキレイ、イカル、ホオジロ、クロジ 以上29種

力強くさえずるクロジ
アカハラ
コルリ
よく姿を見せてくれたヤブサメ