里山に響くノジコのさえずり
5月16日(日)魚沼市生物多様性調査の野鳥分野の調査をかねた探鳥会が杉ノ入沢で行われました。調査地の杉ノ入沢は、魚沼の典型的な里山環境になっている場所です。沢筋に発達したブナやミズナラなどの落葉広葉樹林と成長した杉の二次林からなる森には60種ほどの野鳥が観察されています。5月はオオルリやキビタキ、サンコウチョウ、クロツグミなど美声の鳥たちで賑やかになります。なかでもノジコが多いことが、魚沼ならではの特徴といえるでしょう。(探鳥地の詳細は会報90号6~7p参照できます)
観察された鳥
ヤマドリ、カルガモ、キジバト、カワウ、ツツドリ、サシバ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、サンコウチョウ、チゴモズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、メジロ、ミソサザイ、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ 計33種