お帰りなさい サシバ
今冬は大雪でした。でも、暖かな3月の気候のおかげで残雪も随分少なくなりました。道路脇の雪はまだ1m以上あります。
周りはまだ1mの残雪があり、小さな水たまりのような場所が、産卵場所です。
ヤマアカガエルたちは、もう産卵を終えていました。
先に産卵された卵は、すでにオタマジャクシになり卵塊を外へ出ていました。
3月末になると、心がそわそわして、すぐに生息地に向かいます。26~27日ころは、朝の冷え込みがとても寒く感じられましたが、3月29日にサシバを初認できました。飛来当初は、「ピックイー」という声の出さず、静かに旅の疲れを癒やしています。地面は殆ど雪一色で、地表が見えるのはアスファルトの路面と畦だでけでした。
3本ある電柱の真ん中の頂部にとまるサシバ♂。土の出ている地表部は少ないですが、電柱から獲物を見つけて狩りをしていました。
雪上での狩りは体や翼が濡れるためか、狩りの後は電柱で身震いをして体の水分を飛ばしていた。
夏鳥はサシバに限らず、繁殖地めがけてオスが早く到着する例が多いです。中にはオスに負けずに早く飛来する雌もいます。