白い鳥はなに?

4月2日 サシバが生息地にやってきていることを願い、訪れました。5年ほど前からの繁殖を確認している谷です。残念ながらサシバ姿は見られませんでした。ところが、大事件はその後起こりました。

「ん?対岸の斜面のスギの木に白い鳥がとまっている」なんだろう。肉眼だとダイサギじゃない? 双眼鏡を見ると白っぽいタカがとまっています。ノスリか?

距離が遠いのでさらに望遠鏡で覗く、後ろ向きですが頭部が黒い。ミサゴかオオタカかなと思ったら。顔がこちらを向くとなんと冠羽が谷風に吹かれていた。・・・・・「クマタカだ(遠すぎて写真なし)。」この谷には時々稜線を飛びますが、スギにとまっているのは初めての観察です。

 

午後、クマタカを見た隣の谷にサシバを見に行きましたが、姿は見えず。再び白い鳥???

今回は近くで写真を撮影できました、オオタカの若鳥です。ここでは初記録です。移動途中かも知れませんが、近くに6月成鳥の観察例があり、要チェックです。

スギの梢にとまる

新緑の季節なら、白く目立つ若鳥ですが・・・・早春の季節は、背景の残雪が、鹿の子模様になって思わぬ迷彩効果がでていました。

見えにくくて、スミマセン。迷彩効果は伝わったでしょうか。

オオタカの若鳥

気のせいか、スギの木のしなりが大きいです。サシバは、これほどしならない気がします。

オオタカとサシバは体長は50cmほどでほぼ同じですが、オオタカの体重は、300kmを渡ってくるサシバに比較して3割増しです(あくまで平均値)。

オオタカは、飛んでいる鳥を捕らえるため羽ばたく筋肉が発達しているのでしょう。

スギの梢にとまるサシバ♂

比較になりませんが、同じ谷のサシバ♂ 時期は10日ほど遅い

 

 

ブログ

前の記事

お帰りなさい サシバ
ブログ

次の記事

大潟水と森公園へ