ガールズ探鳥会 11月5日(日) 福島潟

秋も深まってきた11月5日、新潟市北区の福島潟にて恒例の「ガールズ探鳥会」が開催されました。

朝7時、水の駅ビュー福島潟に集合。講師は、会員でビュー福島潟レンジャーの和久井さんです。

福島潟のなりたちや環境、鳥の体の特徴についてお話しいただきながら、潟に沿ってゆっくりと遊歩道を散策しました。観察中、水面から飛び立ったコハクチョウが、幾羽も私たちの頭上を超えていきます。

杭の上で羽をパタパタさせながら乾燥させているカワウ・・カンムリカイツブリと見比べると驚くほど小さいカイツブリ・・まだオスの羽色がきれいになりきっていないマガモ・コガモ・・お腹まで水に浸かり魚などの餌を探すダイサギ・・。

潟で過ごす水鳥やサギたちは、思い思いにいつもの日常を過ごしています。

一方、ヨシ原に目をやると小鳥類がちょこちょこと小さく飛び回り、チッチッというホオジロの仲間の声が聞こえてきます。

そこはガールズ、やっぱり小鳥が見たい!

雁晴舎に到着してからはまだ残るコハクチョウや、休んでいるカモ、ヨシ原の上を低くスーッと飛ぶチュウヒや、狩りをするミサゴを観察しました。そして周囲からはシジュウカラやモズの鳴き声も聞こえます。

ここでヨシ原を眺めていると・・・チラッと動く小鳥の姿、オオジュリンです。小鳥!!が見れました^^

途中、アオジも出てきてくれて、冬の福島潟にいそうな小鳥をぶじ見ることができました。

女性だけで和気あいあいと、ゆるく鳥を見ようというコンセプトで始まったこの企画、おかげさまで定員を超える22名の方にご参加いただきました。

アフターのお茶会も多くの方の参加で楽しく、なごやかに、そしてあっという間に時が過ぎて行きました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!

【観察できた鳥】
コハクチョウ・マガモ・オオヒシクイ・カルガモ・コガモ・ヨシガモ・カンムリカイツブリ・カイツブリ・ダイサギ・アオサギ・オオバン・トビ・ミサゴ・チュウヒ・ヒヨドリ・ツグミ・シジュウカラ・モズ・ウグイス・ジョウビタキ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・キジバト・セグロセキレイ・スズメ・カワウ・カワラヒワ・オオジュリン・アオジ・アカゲラ
計31種

※鳥の写真は参加者の関麻紀さんよりお借りしました。

(文・金井和恵)