初心者向け探鳥会 10月29日(日)鳥屋野潟公園(鐘木地区)

鳥屋野潟は新潟駅から車で15分ほどの場所にあり、探鳥地として自然の憩いの場所として、県民・市民に親しまれています。県庁所在地に4000羽のハクチョウが飛来する全国でも貴重な場所です。

10月の最終日曜日、鳥屋野潟で初心者向け探鳥会を開きました。初心者向け探鳥会は、3月~6月・9月(中止)・10月と5回目になります。

集合場所の東屋で探鳥会をスタート。講師の日本野鳥の会新潟県の岡田さんから、10月27日(金)のカウント調査で鳥屋野潟に3130羽のコハクチョウが飛来している話がありました。講師の紹介の後、観察舎に向かって歩き出します。

ハクチョウの朝の飛び立ちは、6時から8時頃まで観察できます。観察舎(鳥観庵)の2階屋上から、コハクチョウたちが次々と飛び立ち、目の前を飛んでいく姿を観察できました。

湖面ではカモの種類が多く観察され、アシ原や周囲の森からはアカゲラ、モズ、ツグミ、シジュウカラなどが姿を見ることができました。

観察できた鳥 マガン、コハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、トビ、オオタカ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリシロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ 計38種  

雨が降る日も鳥たちの生活があります。人間にとっては雨具を着たり傘をさしたりと、苦手な雨も自然の一部ととらえ、雨天中止せずに探鳥会を実施しています。(次回は青空の下で探鳥会をしたい!)

33人の参加者のみなさん、ハクチョウを飛び立ちを存分に見ることができたと思います。ありがとうございました。(文責 桑原)