コハクチョウ 北帰行の最終便

春が訪れ、野山ではヒバリやウグイスが鳴き始める頃になりました。南から夏鳥が訪れる一方、北へ帰る冬鳥たちも気になります。

雪の残る場所もわずかになってきています。

3月22日、新潟平野の南端である小千谷でコハクチョウに出会いました。二か所にそれぞれ50羽ほどの群れがいました。3月上旬には、一面が雪野原だった水田ですが連日の好天と暖気で雪の残る場所もわずかになってきました。

1週間前の3月15日の雪解けの様子

雪のある場所で落穂を探して食べています。

雪のある場所は土が柔らかく、コハクチョウが土の中に入り込んだ落穂を探して食べることができます。

ようやく食事を終えて、小休止。羽繕いと伸び。アイススケートのポーズ?

北帰行の最終便。食事を終えて北へ帰る準備が整ったのか。群れ全体がゆったりしてるように見えました。また今秋に会えることを楽しみに待っていたいと思います。彼らが旅を終えて無事に繁殖地にたどり着けることを願っています。