実りの秋 魚野川の風景

サシバやハチクマが越冬地の南方を目指して飛び去った10月中旬。魚野川の生息調査に出かけました。初夏から夏期に賑やかだった河原もツバメやヒバリ、オオヨシキリ、イソシギたちの声は聞こえなくなっていました。

秋は実りの季節です。黄金色に輝いていたコシヒカリの草原は収穫を終え、籾殻と土が攪拌されて荒涼とした大地に変わっていきます。

川の周辺には秋の実りを求めて多くの鳥たちの姿が見られました。

渡り途中、魚野川に立ち寄るノビタキ

ノビタキ(右)とハシブトガラス(左) カラスが止まっているのはサケを採捕するヤナ

9月末、アユ釣りのシーズンが終える頃、魚野川にヤナを設置します。

サケの採圃場 サケから魚卵を取り、受精させて稚魚まで育てて来年放流します。地域の小学校も放流事業に参加しています。

放流され日本海を下り、北大西洋を回遊して戻ってきたサケ。

観察された鳥 10月14日~15日 

カルガモ4、3,カイツブリ3、カワウ1、アオサギ4、ダイサギ2,ミサゴ1、トビ9、ノスリ2、チョウゲンボウ1、モズ1、ハシボソガラス4,ハシブトガラス22、ヒヨドリ2、ムクドリ3、ニュウナイスズメ25、スズメ11、セグロセキレイ4、タヒバリ1、アトリ20、カワラヒワ25、ホオジロ4  計21種

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