タカの渡り探鳥会 9月18日(月・祝日)山本山

9月後半の3連休最終日の9月18日(月・祝日)。今シーズン初めてのタカの渡り探鳥会です。

山本山の上空は、晴れ間が覗くものの、雲が低く垂れこめて弥彦山や守門岳、浅草岳、越後三山などが見えません。このため、タカの渡る個体数は前日(165羽)のように多くはありませんでしたが、タカ類が比較的低い高度を飛ぶため、観察しやすい気象条件でした。晴天ではありませんが、絶好の「タカの渡り」の観察日和となりました。

探鳥会の開始9時には、気温が上がらず上昇気流が十分発生しないため、低い場所をハチクマが通過していきました。低空や真上を飛ぶタカ類が飛んでいきます。

観察の結果、60羽を超えるタカたちが、山本山を渡っていきました。前日より観察数は半分ですが、肉眼で見える距離を飛ぶサシバやハチクマ・真上を通過するツミなど、見ごたえのある観察会になりました。県外を含め新潟市、長岡市などから多くの参加者がありました。

観察されたタカ類 : サシバ2、ハチクマ35、ツミ14、トビ10、計61羽 (観察記録 講師 中山 正則 氏) 

タカ目、ハヤブサ目以外に観察された鳥類 : カワウ、ダイサギ、アマツバメ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、コサメビタキ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ 計18種

参加者32人