朝日池 探鳥会 11月20日(日)
初冬の朝日池探鳥会へ、上越市柿崎区にある朝日池を訪れました。最初に講師の曽我さんから、今シーズンのガン類の飛来状況について(マガン2000羽、ヒシクイ500羽ほど)話がありました。
ここ数年、11月中旬の朝日池は、池の水が少ない状態です。ヒシクイやマガンは湖面の奥の陸地で休憩する姿が見られ、潜水性のカモの仲間や(ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサなど)カイツブリの仲間は少なめです。
一方で、湿地となった場所にハマシギ、タゲリなどが見られ、タゲリは40羽~50羽ほどが観察できました。
自生しているハスやスイレン、ヒシなどの茎や根、実などを食べているハクチョウやヒシクイもいて、日中も残る個体が観られました。オオタカの若鳥が低空から、飛んでいるカモやタゲリを襲撃するシーンも見られるなど、初冬の朝日池の探鳥を満喫しました。
観察できた鳥
ヒシクイ(オオヒシクイ)、マガン、コハクチョウ(アメリカコハクチョウ1羽含む)、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タゲリ、ハマシギ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン 計44 種